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【だしとかえしをブレンドした時の味の印象まとめ】


今回は下記を使用し、原則2点での比較テイスティングをまとめてみました。


【使用しただし素材】

日高1Kg 3300円   真昆布 1kg5500円 

混合サバ:サバ、イワシ、カツオ、ムロ (中厚削り)120g 498円

混合宗田:宗田、さば、ムロ (薄削り) 100g648円

煮干し;片口イワシ白 110g 398円

まぐろ:血合いなし 75g 800円

かつお枯れ節:100g 787円

乾しいたけ:日本産原木乾しいたけ 100g700円


【だし抽出方法】

だしが3% 煮出し時間5分 昆布と片口イワシ煮干しは事前浸水1時間

乾しいたけは浸水5時間


【かえし】

(みりん:濃口醬油=1:1) みりんは煮切る


かえしとだしの合わせ配合 だし:かえし=4:1

比較しただし素材

感想

混合節サバ 混合宗田

サバの方が柔らかく甘みがある感じ

真昆布+かつお

真昆布+まぐろ

かつおはコク、マグロは清涼感あり。上品でまろやか

真昆布+かつお

真昆布+煮干し

かつおは骨格がある、煮干しはうま味を強く感じる。

かつおの方が醬油感を消さない

真昆布+混合サバ

真昆布+片口イワシ煮干し

片口の方が醤油が際立ち、うま味を強く感じる

かえし+真昆布 かえし+日高 

日高の方が醬油感がでる

日高+マグロ

日高+宗田混合

日高+サバ混合

マグロは苦味がなく、磯感がたつ

日高+マグロと比較すると混合は後味に苦みが気になる。少量の乾しいたけだしを入れると苦みが消える。

どのブレンドも日高の磯感が勝つ。サバと宗田による差は昆布味がまさるため、差が分かりにくい。

真昆布+片口イワシ煮干し

日高+片口イワシ煮干し

日高の方が磯感が強い。かえしを足した時に前味がしっかりでる。

真昆布+マグロ

少し優しい、薄い感じ。

少量の乾しいたけだしを入れると香りが芳醇になる。

真昆布+混合サバ

魚の香りが強い

少量の乾しいたけだしを入れると芳醇な香りで、魚感がマスキングされる。

昆布なし 混合+かえし

魚の苦味を感じるが、真昆布を追加すると苦味が消える。

しいたけだしを少量足すと、香りと深みを持たせることができる。

上記条件で比較した場合の、だしソムリエ大島の個人印象をまとめたものです。 だしの温度常温に冷ました温度です。夏のだしを想定して比較テイスティングしています。

素材の質、だしの分量、削りの厚さ、煮出し方によっても味わいは様々です。 ビジネス視点のだし講座もオススメです!

 
 
 

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